食品物流のSBSフレックネットでは、主に「食品冷蔵(チルド)品」を取り扱っています。
食品冷蔵(チルド)品とは、
味や品質を保つため、おおよそ5~マイナス5℃の温度帯で冷やして保存する食品群です。
食品冷蔵(チルド)品は「日配品」とも呼ばていれます。
「毎”日”お店へ”配”送される加工食”品”」、
この略として、物量業界に広まった呼称が「日配品」です。
日配品は「和日配」と「洋日配」に仕分けされる
おおよその事業所では、日配品を「和日配」「洋日配」の別々に仕分けを行い、店舗へお届けしています。
-
和日配(和風)
豆腐、納豆、漬物、麺類、佃煮、練り物(蒲鉾など)等々
-
洋日配(洋風)
牛乳、飲料(野菜・果汁・豆乳など)、デザート(プリン・ゼリーなど)、ヨーグルト、乳製品(バター・チーズなど)等々
なぜ、「和」と「洋」に仕分けする?
その答えは店舗の商品陳列にあり!
ではなぜ、日配品を「和」と「洋」に分けるのでしょうか。同じ温度帯であれば、一緒に運んでしまっても変わらないのでは?と感じますよね。
その答えは、店舗の商品陳列(ならび)にあります。
一般的なスーパーを想像してみましょう。
店舗入り口からグルリと外周一周してみると…
(例)入口⇒青果品→【和日配品】→水産品→畜産品→加工肉品→【洋日配品】→惣菜品⇒レジ
※小売店により若干の違いはあります。
和日配と洋日配は両端に陳列されているのが想像できますね。
これが和日配・洋日配「ごちゃ混ぜ」で届けられると、並べる作業がとても大変になります。そのため、別々に仕分けされているのです。
店舗へ、そして消費者へ。
食品を効率的でスピーディーにお届けするために
「食品がお店へ届いた時に、店舗スタッフ様が陳列しやすくする気配り」
これが、日配品を和と洋に分けるワケです。
日々の業務の中、小売店舗へ、そしてその先の消費者の皆様へ良い商品をスピーディーにお届けするために、
運ぶ、だけではなく、届けたあとの効率化・気配りが非常に大切なのです。